今日は、研究のヒントがあるかもしれないと思い、最高学府で開かれたイベントに出席してきた。

はっきり言ってがっかりした。

内容としては、面白いものであったし、パネリストも業界トップが参加していて、
とてもよい情報を得ることが出来た。その点においては満足だった。

がっかりしたのは、大学側の姿勢。
とても最高学府で教鞭を振るう人間の知に対する姿勢ではないように思えた。
今僕らがやっていることは、そんな企業やビジネスの喰いものされる為にやっていることではない。

今回はどのような状況で、産学協同がはじまり、様々な政治や権力などのいきさつがあったかはわからない。
けれども、あのような状況がこれから最新の学問スタイルとして煽がれていくようになれば、知や学問はこれから良い方向には進まないと思う。
純粋な好奇心や知りたいと思う探究心を追求する場が富や経済によって脅かされはじめているという可能性を目の当たりにした気がしてならない。

そして、もしかしら今日のこのことが研究に対しての、なにより一番の収穫かもしれない

ただ、なぜか無性にはらかたってむかついた